京都大学英語 過去問ひとつかみ 「英訳」に挑戦!

きしゃこくさい先生

大学入試問題に出た英文からピックアップ解説する「過去問ひとつかみ」。きょうは京都大学!

上野みさき@高校生

京大!!やばいです!

きしゃこくさい先生

そう思うよね。でも、やってみ。京大も全然夢じゃない。全体の読解力、表現力が問われるのが特徴。きょうは「英訳」問題に挑戦だ!
記事の内容

書いた人: 国際TVキャスター出身の英語教師
    (きしゃこくさい先生)

世界各地のニュースを取材してきました。

英語でも原稿を書き、英語のキャスターも務めた国際ニュース記者です。

愛称は「きしゃこくさい先生」。

独学メソッドを開発して、現場経験を積み重ねて、英語をマスターしました。

英語にとどまらず、中国語などの外国語も英語同様独学法で、通訳の国家資格まで取得しました。

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記事の内容

1.京都大学英語過去問ひとつかみ
 英訳に挑戦

きしゃこくさい先生

きょうの「過去問ひとつかみ」は、こちらの文。

「マイノリティー」という言葉を聞くと、全体の中の少数者をまず思い浮かべるかもしれない。

2.京大英語過去問
 「主語は何か?述語は何か?」を
  見極める

きしゃこくさい先生

さあ、英訳のポイントは、まず、「主語は何か?述語は何か?」を見極めること。

この文章の主語は・・・あれれっ? ない!

そう。日本語は、主語のない文章が結構多いんだよね。でも英語では必要。
ここでの主語は、「一般の人」を差してる。そういう場合は、「you」を使おう。
時には、「we」を使える時もある。

そして、述語は「思い浮かべる」だね。

きしゃこくさい先生

最初から訳してみよう。「「マイノリティー」という言葉」は、the word “ minority”だから、When you hear the word “minority,” などとできる。

「全体の中の少数者」どう訳すか。少数者自体が「minority」だから、違う表現しないと。
a few people in the whole group などと言える。でも、そのグループ自体が人数が少なかったら、少数な感じが出ないから、largeを入れて、in the whole large groupなどとすると、丁寧かも。

「思い浮かべる」は、come to mind という決まり文句が使えるね。
「まず 思い浮かべる」の「まず」は、副詞なので、what comes to mind first とか言いたくなり、それも英語的には全くあっているけれど、ひとつ覚えてほしいことがあります。それは・・・

3.京大英語過去問
 名詞→名詞 動詞→動詞
 形容詞→形容詞 副詞→副詞 に
 しないほうが自然になることがある!

きしゃこくさい先生

外国語の翻訳は、名詞→名詞 動詞→動詞 形容詞→形容詞 副詞→副詞 にしないほうが自然になることがある!・・・ということ!

今回の文も「”まず” 思い浮かべる」だけど、firstを「まず」という副詞でなく「最初の」という形容詞として使って、「思い浮かんでくる最初のことは」=first thing that comes to mind…と訳すと、英語的に自然になったりするのです。

(解答例)
When you hear the word “minority,” the first thing that comes to mind may be a few people in the whole group.

4.京大英語過去問
 ニュースの日本語を
 英語に訳す時の苦労

きしゃこくさい先生

ところで、さっき「日本語は主語がないことがある」と言いましたが、私は普段、ニュースの日本語を英語に訳す時に、そのことで結構苦労してます!日本語は主語がないだけじゃなくて、受け身形が多い。でも英語はやはりちゃんと主語を立てて、能動態にしたほうが自然なことが多いんです。

例えば、こんな表現、ニュースでよく出てくるでしょう。

「アメリカとしては・・・する狙いがあるものとみられます」

日本語だったら自然だよね。でも、英訳は本当に厄介!
つまり、「みられます」って「一体、どこの誰がそうみてんの?」ということです。
でも、日本語の文には主語がない。

そういう場合は、It is believed that… (そうであると信じられている)という受け身形の表現を使うこともあるけれど、やっぱり英語のニュースでは、誰がそうみているのか、というのをはっきりと言うのが原則なんです。そこで、observers(観測筋、このニュースをウオッチしている人たち、の意味)という言葉を無理に入れてでも主語を作って、”Observers say the United States aims to…”などと英訳したりしています。

それぞれの言語には、自然に響く表現があるから、それを大事にして、全体の意味で訳す。ガチガチの「直訳」にならないように、しよう!

きょうは、ここまで。次回の「過去問ひとつかみ」も、お楽しみに!

実演は、YouTubeで公開中!

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