作文で何を書けばいいか分からないのはなぜ?|原因を分けて考える方法

作文で何を書けばいいか分からないのはなぜ?|原因を分けて考える方法

白紙を前に最初の一文を考える場面。
良い文章を最初から書こうとして、書き出せなくなる。
その瞬間、いつもの判断が先に出ます。
でも、事実と自分の読みは同じものではありません。

目次

作文で何を書けばいいか分からないのは、なぜか

強く働いている前提を言葉にすると、『文章は、考えがまとまってから書くものだ』です。
この前提がいつも間違っているわけではありません。
ただ、前提だと気づかず使うと、別の選択肢が見えにくくなります。
まず、確認できる事実と、自分が加えた解釈を分けます。

たとえば、テーマについて考えはあるのに、きれいな書き出しを探して時間が過ぎることがあります。
書くことで考えが見える場合もあります。
感情や直感を否定するためではありません。
現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。

学習科学から見る。
人がどのような活動や環境の中で理解を深め、知識を使える形へ変えていくかを研究する学際領域です。
今回も、知っただけで終わらず、試す、確かめる、修正するところまでを学習として扱うと、実践につながります。

2|ナリキル訓練〈意識〉。
無意識を利用するために、視座を育てる段階です。
今回はこの中の一つのノードだけを主役にします。

国語ルート|言葉から視座を育てる。
読む → 解く → 書き換える。
言葉から、自分だけの位置を相手・場〈全体〉へ広げます。

作文で何を書けばいいか分からないとき、ボケ・ツッコミで何を読むか

国語ルート|ボケ・ツッコミ(読む)|問題発見法
国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。
正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。
今回は、その中の「ボケ・ツッコミ|読む|問題発見法」に絞ります。
ボケ・ツッコミは、国語ルートの「読む」を担う問題発見法です。
違和感、ズレ、思い込み、前提を拾い、「それ、本当?」「なぜ、そう思った?」と問い直します。
正解探しではなく、まだ見えていない違いを見つけるために使います。
国語ルートとは、私たちが日本語を通して無意識に使っている、書かれていないもの・身体感覚・複数の意味・相手と場を読む力を意識的に鍛え、「読む → 解く → 書き換える」によって一つの意味世界への固定をほどき、自分の見方を読み、相手の視座へ入り、場〈全体〉まで捉えることで、言葉から視座を育てる

「それ、本当?」
「なぜ、そう思った?」
答えを急がず、まだ読めていない意味がないかを見ます。

相手にナリキル。
相手にナリキルとは、相手に同意することでも、自分の意見を消すことでもありません。
自分の解釈をいったん脇へ置き、その人には何が見えていて、どんな前提からその言葉や反応が出ているのかを仮置きする作業です。
相手の世界へ深く入ったあとには、そこへ固定されず、離見の見で一段高く見ます。
自分だけ、相手だけの二択をやめ、二つの世界を同時に置くことで、反応ではなく判断として次の一手を選びやすくなります。
視座|自分 → 相手 → 場〈全体〉  方法|呼吸 → 音 → 空間  ナリキルは、深く入り、離見の見で高く見る。
未来人は「自分」の視座を未来側へ変える実践例。

現実へ戻すと、何が見えるか

ゼロから覚える必要はない。
今回の土台になるのは、完成形を狙わず、材料を先に外へ出すという、すでにある力です。
うまく使えた場面を一つ思い出し、条件だけを今回へ移します。

方法を使うことと、現実を無視することは違う

でも、見方を変えれば何でも解決するわけではありません。
期限、権限、安全、相手の明確な拒否、数字上の制約は、そのまま条件として残します。
理解することと、要求を全部受け入れることは別です。
相手の前提を読んだうえで、確認する、断る、待つ、距離を取るという判断も含まれます。
一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です。

今日の前進を一つ残す

今日の一手。
『私は○○と思う。なぜなら』まで仮で書く。
一度に全部を変えません。
まず一つだけ現実で試します。
そのあと、『書き始める前より、考えの不足が具体的に見えたか』を観測します。
合えば残し、合わなければ修正します。

試す → 観測する → 自分の型へ。
小さく試し、「書き始める前より、考えの不足が具体的に見えたか」を見ます。
効いた部分だけ残し、次の場面でも再現するか確かめます。
自分メソッド化とは、視座を動かしたあと、現在の条件へ戻して一手を選ぶを自分の言葉と行動へ直すことです。

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公式note|現実を動かす技術

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