頼まれると断れないとき、自分の見方だけで決めないために|ギブ&ギブ&「ギブ」|花

頼まれると断れないとき、自分の見方だけで決めないために|ギブ&ギブ&「ギブ」|花

たとえば、締切仕事を抱えているときに『今日中に少しだけ』と頼まれ、反射的に引き受けることがあります。
けれど、本当に助けることと、無理に抱えて遅れることは同じではありません。

ここで先に変えるのは相手ではありません。
自分が『こういうことだ』と決めた読みを、一度だけ仮説へ戻します。

目次

『きっとこうだ』をいったん仮説にする

見方を変えても、相手や起きた事実そのものは変わらないのでは?
でも、その通りです。
見方を変えても、相手の意思や過去の出来事は操作できません。
変えられるのは、自分が次に何を見るか、どう関わるかです。
未来人の視座は、現在を否定する道具ではありません。
都合の悪い情報を消さず、現実を材料にしたまま判断基準だけを動かします。

たとえば、自分には拒絶に見える反応でも、相手側には迷い、忙しさ、別の優先順位があるかもしれません。
もちろん、都合よく解釈するためではありません。
『自分の読み以外にも説明がある』と置くだけで、次に確かめる事実が増えます。
純粋な興味は、相手を攻略する技法ではなく、まだ知らないものを残す姿勢です。

ギブ&ギブ&「ギブ」|花。
自分が何を言いたいかだけでなく、相手に何が届けば価値になるかを見ます。
花は、自分の内側だけで完結しない価値の見方です。

相手と場からもう一度読む

予定が埋まっている日に追加依頼を受けた瞬間。
内容を確認する前に『大丈夫です』と言ってしまう。
同じ場面を、相手・場〈全体〉から見ると何が増えるかを探します。

社会心理学で仕組みをほどく。
人の判断や行動を、本人の性格だけでなく、相手との関係や集団・状況との相互作用からも捉える学問です。
今回も、相手を一つの性格で固定するより、二人の間や場で何が起きているかを見る方が、次の一手を増やせます。

相手の気持ちは、こちらから確定できません。
だから、推測を増やすより、確認できる事実と次の関わり方へ戻します。
視座を上げるとは、正解を当てることではなく、自分の位置だけで世界を閉じないことです。

次の関わり方を小さく変える

現実へ戻す一手。
即答せず、『いつまでに、どこまで必要ですか』を先に確認する。
そのあと、「範囲を確認したことで、引き受ける・調整する・断るのどれが現実的になったか」を観測します。
結果だけでなく、次の判断材料が増えたかまで見ます。

すでにできていることを拾う。
相手の事情をくみながら、期限や範囲を調整する。
できていない部分だけを見ると方法が増えます。
まず、もう使えている部分を見つけてから足りない一手だけを足します。

方法ではなく、判断原理を持ち帰る。
そのまま真似して終わらせません。
「範囲を確認したことで、引き受ける・調整する・断るのどれが現実的になったか」を見て、自分の現実に合う形へ変えます。
今回持ち帰る判断原理は、相手を決めつけず、次の現実で読み直せる余地を残すということです。

同じ悩みを別の場面で考える。
頼まれると断れないとき、見方をどこから変える?
頼まれると断れない
頼まれると断れないのはなぜ?

  

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公式note|現実を動かす技術

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