過去の選択を後悔し続けるとき、未来をどう置く?|RAS|脳の検索フィルター

過去の選択を後悔し続けるとき、未来をどう置く?|RAS|脳の検索フィルター

ふと昔の決断を思い出したとき。
今の知識で過去の自分を評価する。
ここでは問題を全部解こうとせず、グランドデザインの一つの段階から見ます。
0|未来〈願望〉です。

目次

いま、どの段階で詰まっているのか

たとえば、昔の進路や人間関係を思い返し、『なぜあんな選択をしたのか』と責めることがあります。
当時見えていた情報と、今見えている情報は同じではありません。
同じ出来事でも、どの段階から読むかで次の一手は変わります。

メディア心理学なら、どこを見るか。
情報の提示のされ方や接触の仕方が、注意、感情、判断とどう関わるかを扱う研究領域です。
情報が多いときほど、内容だけでなく、何度見たか、誰が言ったか、どんな感情で見たかも分けて考える余地があります。

0|未来〈願望〉

0|未来〈願望〉|未来を先に置き、現在の判断基準をつくる。
今回の主役は「RAS|脳の検索フィルター」一つです。
0から4までを一記事に詰め込まず、この見方が現実で使えるかを確かめます。

RAS|脳の検索フィルター。
RASはここでは、目標によって注意の向きが変わり、背景だった情報が判断材料として見えやすくなる説明として扱います。

未来人にナリキルから一段だけ見る。
未来人にナリキルとは、未来を予言したり、願うだけで結果を変えたりすることではありません。
実現したい未来にいる自分なら、いま何を重要だと見て、何を選ぶのか。
その判断基準を一時的に借り、現在の事実へ戻して使う練習です。
未来側の判断基準を借りると、目の前の不安だけを材料にしなくて済みます。
ただし、未来の気分へ逃げるのではありません。
いまある条件・制約・相手・期限を見たうえで、未来人ならどの一手を普通に選ぶかまで具体化します。

すでにある力を使い直す

すでに使っている力を見つける。
日本の日常では、状況を読んで言い方や順番を調整する力を、すでに無意識に使う場面があります。
その時点の条件と情報を分けて考え、現在の選択へ学びを移す。
新しい能力を足すより、今ある力を今回の現実で使える形へ直します。

一つの見方を現実へ戻す

でも、この一つで全部が解決するわけではありません。
グランドデザインは0から4までつながっています。
今回は一つのノードを主役にしますが、別の段階がボトルネックになることもあります。
未来人の視座は、現在を否定する道具ではありません。
都合の悪い情報を消さず、現実を材料にしたまま判断基準だけを動かします。

だから正解にせず、試したあとの反応で確かめます。

今日の一手を置く

今日の一手。
当時知っていたことを三つだけ書き、今の知識を混ぜずに読み直す。
そのあと、「過去への評価ではなく、現在の判断に使える学びが一つ残ったか」を観測します。
変化があれば残し、なければ別の段階から読み直します。

試す。観測する。自分の型へ直す。
借りた方法をそのまま信じません。
自分の現実で試し、反応を見て、使える部分だけを残します。
最後に何を採用するかは自分で決めます。
一度で決め切らず、同じ場面が来たときにも使えるかを見て、自分のメソッドへ育てます。

次に読むなら。
過去の選択を後悔し続ける
優先順位を決められないとき、未来をどう置く?
選択肢が多いと決められないとき、どうする?

  

社会人先生の全体像を読む
この記事で扱った一つの見方を、「現実を動かす技術」全体の中で読みたい方はこちらへ。
公式note|現実を動かす技術

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