相談したいのに何から話せばいいか分からないとき、自然に動ける状態をどう育てる?|価値提供

相談したいのに何から話せばいいか分からないとき、自然に動ける状態をどう育てる?|価値提供

困りごとを誰かに持ち込む直前。
背景を全部説明しようとして話が長くなる。
ここでは問題を全部解こうとせず、グランドデザインの一つの段階から見ます。
3|イケイケどんどん〈無意識〉です。

目次

いま、どの段階で詰まっているのか

たとえば、経緯を最初から説明しているうちに、自分でも何を聞きたいのか分からなくなることがあります。
相談の目的を先に置けば、必要な背景だけを選べます。
同じ出来事でも、どの段階から読むかで次の一手は変わります。

意思決定科学なら、どこを見るか。
人が選択肢をどう比べ、損失や不確実性、時間制約の中でどう判断するかを研究する領域です。
迷いを性格の弱さだけで説明せず、何を決めるのか、どの条件を優先するのかを分けると、判断しやすくなります。

3|イケイケどんどん〈無意識〉

3|イケイケどんどん〈無意識〉|育てた無意識から判断・行動・価値提供を自然に立ち上げる。
今回の主役は「価値提供」一つです。
0から4までを一記事に詰め込まず、この見方が現実で使えるかを確かめます。

価値提供。
行動の出口を『自分ができたか』だけにせず、相手や場にどんな価値が生まれたかまで見ます。

場にナリキルから一段だけ見る。
場にナリキルとは、空気に合わせて自分を消すことではありません。
自分と相手だけでなく、その場の目的、関係、時間、役割、流れまで含めて全体を見ることです。
自分がどう評価されるかだけを主語にすると、選択肢は狭くなります。
場全体を主語にすると、話す、聞く、待つ、問い直す、順番を変えるなど、同じ状況でも別の行動が見えてきます。

すでにある力を使い直す

すでに使っている力を見つける。
日本の日常では、状況を読んで言い方や順番を調整する力を、すでに無意識に使う場面があります。
相手が答えやすいよう、目的と状況を短く整える。
新しい能力を足すより、今ある力を今回の現実で使える形へ直します。

一つの見方を現実へ戻す

でも、この一つで全部が解決するわけではありません。
グランドデザインは0から4までつながっています。
今回は一つのノードを主役にしますが、別の段階がボトルネックになることもあります。
場を見ることは同調圧力へ従うことではありません。
場の目的を読んだ結果として、あえて違う意見を出す必要があることもあります。

だから正解にせず、試したあとの反応で確かめます。

今日の一手を置く

今日の一手。
最初に『相談したいのは○○です』と一文で置く。
そのあと、「相手の質問が減り、必要な話に早く入れたか」を観測します。
変化があれば残し、なければ別の段階から読み直します。

試す。観測する。自分の型へ直す。
借りた方法をそのまま信じません。
自分の現実で試し、反応を見て、使える部分だけを残します。
最後に何を採用するかは自分で決めます。
一度で決め切らず、同じ場面が来たときにも使えるかを見て、自分のメソッドへ育てます。

次に読むなら。
相談したいのに何から話せばいいか分からないとき、どうする?
相談したいのに何から話せばいいか分からない
完璧にしようとして終わらないとき、自然に動ける状態をどう育てる?

  

社会人先生の全体像を読む
この記事で扱った一つの見方を、「現実を動かす技術」全体の中で読みたい方はこちらへ。
公式note|現実を動かす技術

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