話しかける前から緊張する相手との対話。
過去の一言や表情が、次の会話の結論として先に浮かぶ。
ここでは問題を全部解こうとせず、グランドデザインの一つの段階から見ます。
1|社会人先生マインドです。
いま、どの段階で詰まっているのか
たとえば、以前厳しい指摘を受けた相手へ相談するとき、質問する前から身構えることがあります。
その結果、説明が長くなり、相手の反応をさらに硬くしてしまうこともあります。
過去の記憶が現在の相手を全部説明しているわけではありません。
同じ出来事でも、どの段階から読むかで次の一手は変わります。
社会心理学から見る。
人の判断や行動を、本人の性格だけでなく、相手との関係や集団・状況との相互作用からも捉える学問です。
今回も、相手を一つの性格で固定するより、二人の間や場で何が起きているかを見る方が、次の一手を増やせます。
1|社会人先生マインド
1|社会人先生マインド|知っているつもりを手放し、相手と世界への見方を更新する。
今回の主役は「相手への純粋な興味」一つです。
0から4までを一記事に詰め込まず、この見方が現実で使えるかを確かめます。
相手への純粋な興味。
正しさを押しつける前に、相手は何を見ているのかへ純粋な興味を向けます。
攻略ではなく、まだ知らない世界を知るためです。
相手にナリキルから一段だけ見る。
相手にナリキルとは、相手に同意することでも、自分の意見を消すことでもありません。
自分の解釈をいったん脇へ置き、その人には何が見えていて、どんな前提からその言葉や反応が出ているのかを仮置きする作業です。
相手の世界へ深く入ったあとには、そこへ固定されず、離見の見で一段高く見ます。
自分だけ、相手だけの二択をやめ、二つの世界を同時に置くことで、反応ではなく判断として次の一手を選びやすくなります。
すでにある力を使い直す
すでに使っている力を見つける。
日本の日常では、状況を読んで言い方や順番を調整する力を、すでに無意識に使う場面があります。
本題の前に相手の状況や目的を確認し、言い方を合わせる。
新しい能力を足すより、今ある力を今回の現実で使える形へ直します。
一つの見方を現実へ戻す
でも、この一つで全部が解決するわけではありません。
グランドデザインは0から4までつながっています。
今回は一つのノードを主役にしますが、別の段階がボトルネックになることもあります。
理解することと、要求を全部受け入れることは別です。
相手の前提を読んだうえで、確認する、断る、待つ、距離を取るという判断も含まれます。
。
だから正解にせず、試したあとの反応で確かめます。
今日の一手を置く
今日の一手。
説明を始める前に、『いま2分だけ相談しても大丈夫ですか』と相手の状態を確認する。
そのあと、「相手の返答、会話時間、こちらの説明量がいつもとどう違ったか」を観測します。
変化があれば残し、なければ別の段階から読み直します。
試す。観測する。自分の型へ直す。
借りた方法をそのまま信じません。
自分の現実で試し、反応を見て、使える部分だけを残します。
最後に何を採用するかは自分で決めます。
一度で決め切らず、同じ場面が来たときにも使えるかを見て、自分のメソッドへ育てます。
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