文章を読み終えたのに、何が書いてあったか説明できない。知らない言葉を調べ、一文ずつ丁寧に読んだはず。それでも前の内容が抜けてしまうとき、読む速さより先に文章の骨組みを確かめます。
目次
一文の意味と、段落の役割は違う
説明文では、問いを出す段落、結論を述べる段落、理由を補う段落、具体例を示す段落があります。どの文も同じ重要度として読めば、細部を覚えても筆者の結論を見失いがちです。一段落読んだら「この段落は何をしているか」を短い言葉で記します。
たとえば「努力の量だけでは結果が決まらない」という文章を読んでいるなら、どの段落が量の説明で、どの段落が方法の説明かを分けます。「しかし」「だから」などの接続語は前後の関係を示す手がかりです。分からない文だけに立ち止まる前に、どこが主張でどこが例かを確認します。

筆者の主張を、自分の一文で言い直す
国語ルートでは、まず文章を読み、言葉の関係を解き、最後に自分の言葉へ書き換えます。要約とは印象的な一文を抜き出すことではありません。何を主張し、なぜそう言っているのかを、関係を崩さず短くまとめることです。
読む
段落の役割を短く書く
解く
接続語と例の役割を確認
書き換える
主張と理由を一文に要約

次の一ページだけ試して確かめる
各段落の横に「問い」「主張」「理由」「例」を書き込み、読み終わったら結論を一文で説明します。理由が結論を支えているか分からなければ、その境目だけ読み直します。一回で全部理解することより、文章の道筋を説明できたかを確かめます.
次に読む
社会人先生の全体像を読む
この記事で扱った一つの見方を、「現実を動かす技術」全体の中で読みたい方はこちらへ。
現実を動かす技術|テーマ別ガイド
「現実を動かす技術」の全体像を読む



