やるべきことを先延ばしにするとき、どうする?|事実と解釈を分ける

やるべきことを先延ばしにするとき、どうする?|事実と解釈を分ける

始める時間になっても別のことをしてしまう場面。
仕事そのものより、始める直前の重さを避ける。
その瞬間、いつもの判断が先に出ます。
でも、事実と自分の読みは同じものではありません。

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変えるのは事実ではなく、判断の順番

たとえば、5分で始められる作業でも、机を片づけたり別の連絡を返したりして時間を使うことがあります。
問題は作業量より、開始時の抵抗かもしれません。
感情や直感を否定するためではありません。
現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。

強く働いている前提を言葉にすると、『やる気が出てから始める方が効率がいい』です。
この前提がいつも間違っているわけではありません。
ただ、前提だと気づかず使うと、別の選択肢が見えにくくなります。
まず、確認できる事実と、自分が加えた解釈を分けます。

ナナイで見方をほどく

国語ルート|ナナイ(解く)|問題解決法
国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。
正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。
今回は、その中の「ナナイ|解く|問題解決法」に絞ります。
ナナイは、国語ルートの「解く」を担う問題解決法です。
何が起きているか。
なぜそうなっているか。
別の言葉にすると何と言えるか。
三つを行き来し、問題を大きな塊のまま抱えず、扱える形へほどきます。

未来人にナリキル。
未来人にナリキルとは、未来を予言したり、願うだけで結果を変えたりすることではありません。
実現したい未来にいる自分なら、いま何を重要だと見て、何を選ぶのか。
その判断基準を一時的に借り、現在の事実へ戻して使う練習です。
未来側の判断基準を借りると、目の前の不安だけを材料にしなくて済みます。
ただし、未来の気分へ逃げるのではありません。
いまある条件・制約・相手・期限を見たうえで、未来人ならどの一手を普通に選ぶかまで具体化します。

ここで混同しやすいこと

でも、見方を変えれば何でも解決するわけではありません。
期限、権限、安全、相手の明確な拒否、数字上の制約は、そのまま条件として残します。
未来人の視座は、現在を否定する道具ではありません。
都合の悪い情報を消さず、現実を材料にしたまま判断基準だけを動かします。
一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です。

小さく試して、あとで確かめる

今日の一手。
『5分だけ開く』を開始条件にして、完成を目標にしない。
一度に全部を変えません。
まず一つだけ現実で試します。
そのあと、『5分後に続けられたか、開始前の重さがどう変わったか』を観測します。
合えば残し、合わなければ修正します。

すでに使っている力。
日本の仕事や日常では、すでに『大きな作業を小さく区切り、最初の一手だけ先に置く』という調整を使う場面があります。
そこへ新しい特殊能力を足すのではありません。
すでに使っている力を見つけ、必要な場面で意識的に使い直します。

読む。解く。書き換える。
その結果を現実で確かめ、必要なら修正します。
借りた方法をそのまま正解にせず、自分の現実に合わせます。
何を残し、何を変えるかは、最後に自分で決めます。

このテーマを別の角度から読む。
やるべきことを先延ばしにするのはなぜ?
やるべきことを先延ばしにするとき、見方を変えると何が見える?
新しい場で場違いに感じるとき、何を見落としている?

  

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公式note|現実を動かす技術

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