朝になると、やるべきことを先延ばしにするとき、気合いでなく自然に動ける状態を育てる|価値提供

誰に届く?

朝では、仕事そのものより、始める直前の重さを避ける。
同じ反応が何度も出るなら、意志が弱いと決める前に『いつ自動でそうなるか』を見ます。

目次

自分の行動の先に、誰がいるか

行動は、自分ができたかだけで終わりません。
相手や場にどんな価値が残ったかまで見ると、次に残す判断が変わります。
反応がよければ積み上げ、合わなければ意識へ戻して修正します。
この往復が、無意識を固定ではなく更新可能なものにします。

ゼロから覚える必要はない。
今回の土台になるのは、大きな作業を小さく区切り、最初の一手だけ先に置くという、すでにある力です。
うまく使えた場面を一つ思い出し、条件だけを今回へ移します。

価値提供。
行動の出口を『自分ができたか』だけにせず、相手や場にどんな価値が生まれたかまで見ます。

ここで、行動科学を一つだけ使う。
行動を意志の強さだけで説明せず、きっかけ、環境、摩擦、習慣などの条件からも見ていく領域です。
今回の場面でも、『やる気がない』で終わらせず、最初の一手を起こしやすくする条件を一つ変える方が、現実で確かめられます。

うまくやるより、積み上がる判断を残す

たとえば、朝で、5分で始められる作業でも、机を片づけたり別の連絡を返したりして時間を使うことがあります。
問題は作業量より、開始時の抵抗かもしれません。
正解を全部作る前に、その場で実行できる最初の一手まで小さくします。

一回の成功より、同じ状況でどんな判断が繰り返されるかを観測します。

たとえば、毎回その場で完璧な答えを考えようとすると、判断のたびに意志力を使います。
反対に、最初の一手だけを決めておけば、状況が来たときに迷う量を減らせます。
ここで育てたいのは『考えない人』ではありません。
考える必要がない部分を無意識へ渡し、必要な場面で意識を使える状態です。
大事なのは、同じ条件で同じ一手が出たかだけでなく、その一手が現実に合っていたかをあとから見直せることです。

無意識に任せると、考えずに動くことにならないか?
でも、そこは境界線が必要です。
無意識化は思考停止ではありません。
毎回ゼロから考えなくてもよい部分を育て、異常や新しい条件があれば意識へ戻します。
未来人の視座は、現在を否定する道具ではありません。
都合の悪い情報を消さず、現実を材料にしたまま判断基準だけを動かします。

次の場面で再現できるかを見る

現実へ戻す一手。
朝で、完成形ではなく最初の一手を一つだけ決めて試す。
そのあと、「一手を出したあと、相手・場・自分の反応に何が起きたか」を観測します。
結果だけでなく、次の判断材料が増えたかまで見ます。

方法ではなく、判断原理を持ち帰る。
そのまま真似して終わらせません。
「一手を出したあと、相手・場・自分の反応に何が起きたか」を見て、自分の現実に合う形へ変えます。
今回持ち帰る判断原理は、自然に出た行動が相手・場へどんな価値を生んだかで確かめるということです。

このテーマを別の角度から読む。
朝になると、やるべきことを先延ばしにするとき、気合いでなく自然に動け
上司を前にすると、完璧にしようとして終わらないとき、気合いでなく自然
LINEで、SNSの反応数が気になるとき、気合いでなく自然に動ける状

  

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公式note|現実を動かす技術

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この記事を書いた人

きしゃこく先生のアバター きしゃこく先生 報道記者出身の国語教師

報道記者として、東日本大震災の現地取材をはじめ、災害・危機管理や科学技術を取材してきました。現在は国語教師として、取材と教育で培った「読む・問い直す・書き換える」を軸に、大人が自分の現実を動かすための技術を研究・発信しています。

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