疲れるが強いと、嫌われたかもと考え続けるとき、自分の見方だけで決めないために|世界観・自分観OSの更新

疲れるが強いと、嫌われたかもと考え続けるとき、自分の見方だけで決めないために|世界観・自分観OSの更新

たとえば、疲れるで、相手の返事が短かっただけで、会話全体を『失敗だった』と読み直してしまうことがあります。
確認できる事実と、あとから加えた意味を分ける必要があります。
感情を否定せず、感情の強さと現実条件を同じものとして扱わないようにします。

ここで先に変えるのは相手ではありません。
自分が『こういうことだ』と決めた読みを、一度だけ仮説へ戻します。

目次

事実と、自分が足した意味を分ける

疲れる。
会話のあとに相手の反応を思い返す時間。
疲れるでは、一つの表情や言葉を何度も再生し、悪い意味へ寄せる。
同じ場面を、相手・場〈全体〉から見ると何が増えるかを探します。

たとえば、自分には拒絶に見える反応でも、相手側には迷い、忙しさ、別の優先順位があるかもしれません。
もちろん、都合よく解釈するためではありません。
『自分の読み以外にも説明がある』と置くだけで、次に確かめる事実が増えます。
純粋な興味は、相手を攻略する技法ではなく、まだ知らないものを残す姿勢です。

社会心理学から見る。
人の判断や行動を、本人の性格だけでなく、相手との関係や集団・状況との相互作用からも捉える学問です。
今回も、相手を一つの性格で固定するより、二人の間や場で何が起きているかを見る方が、次の一手を増やせます。

世界観・自分観OSの更新

世界観・自分観OSの更新。
出来事だけでなく、自分がどんな世界観・自分観から意味づけたかを見直します。

日本の日常にある、小さな強み。
関係を一回の反応だけで判断せず、複数の出来事を見る。
これは特別な才能というより、日常ですでに使っている調整です。
名前をつけて再利用できるようにします。

見方を変えても、相手や起きた事実そのものは変わらないのでは?
でも、その通りです。
見方を変えても、相手の意思や過去の出来事は操作できません。
変えられるのは、自分が次に何を見るか、どう関わるかです。
理解することと、要求を全部受け入れることは別です。
相手の前提を読んだうえで、確認する、断る、待つ、距離を取るという判断も含まれます。

次の関わり方を一つ選ぶ

相手の気持ちは、こちらから確定できません。
だから、推測を増やすより、確認できる事実と次の関わり方へ戻します。
視座を上げるとは、正解を当てることではなく、自分の位置だけで世界を閉じないことです。

現実へ戻す一手。
疲れるで、感情を消そうとせず、身体の反応と確認できる事実を一つずつ分ける。
そのあと、「感情の強さと、現実の条件を別々に見られたか」を観測します。
結果だけでなく、次の判断材料が増えたかまで見ます。

方法ではなく、判断原理を持ち帰る。
そのまま真似して終わらせません。
「感情の強さと、現実の条件を別々に見られたか」を見て、自分の現実に合う形へ変えます。
今回持ち帰る判断原理は、相手を決めつけず、次の現実で読み直せる余地を残すということです。

関連して読む。
職場で、嫌われたかもと考え続けるとき、自分の見方だけで決めないために
LINEで、嫌われたかもと考え続けるとき、自分の見方だけで決めないた
比較で、SNSを見ると人と比べて疲れるとき、自分の見方だけで決めない

  

社会人先生の全体像を読む
この記事で扱った一つの見方を、「現実を動かす技術」全体の中で読みたい方はこちらへ。
公式note|現実を動かす技術

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

きしゃこく先生のアバター きしゃこく先生 報道記者出身の国語教師

報道記者として、東日本大震災の現地取材をはじめ、災害・危機管理や科学技術を取材してきました。現在は国語教師として、取材と教育で培った「読む・問い直す・書き換える」を軸に、大人が自分の現実を動かすための技術を研究・発信しています。

目次