不安が強いと、将来が不安で今に集中できないとき、未来を判断基準にするには?|願望 → ゴール → 未来人

頭をどう静める?

不安をなくすには、未来を確定しなければならない。
いま怖いのは、失敗そのものだけでしょうか。
未来を決める前に、いまの判断を縛っている前提を一つ見つけます。

目次

今の延長だけで決めていないか

不安。
先の予定や生活を考えた夜。
不安では、まだ起きていない問題を、今すぐ解決しようとする。
現在の条件は消しません。
そのうえで、未来側から見たときに何を重要だと置くかを比べます。

もう持っている力から始める。
新しい技法を足す前に、すでに使えている力を見ます。
未来の不確実さを残したまま、現在の選択肢を増やす。
この力を今回の場面へ持ち込める形に直します。

たとえば、たとえば、不安で、数年先の仕事や暮らしを考え、答えの出ない予測を続けることがあります。
未来を確定することはできなくても、今増やせる選択肢はあります。
何が原因かを一つに決める前に、直前の出来事と自分の読みを分けてみます。

ここで『失敗しない未来』だけを描くと、未来像は安心材料で終わります。
見るのは、未来の自分なら何を避けるかではなく、何を普通に選ぶかです。
その基準と現在の条件を並べると、願望が行動命令ではなく、比較できる判断基準になります。

願望 → ゴール → 未来人

願望 → ゴール → 未来人。
願望を眺めるだけで終わらせず、ゴールとして置き、その未来を生きている未来人の判断基準まで具体化します。

物理学なら、どこを見るか。
物理学は、人の願望が人生の出来事を直接つくることを証明する学問ではありません。
社会人先生では、未来実現の証明ではなく、いま見えている一つの説明だけに世界を固定しないための補助線として使います。
今回も、事実を飛び越えるためではなく、可能性を一つに閉じない角度としてだけ置きます。

未来像を正解にしない

未来を鮮明にするほど正しい、という話でもありません。
未来像と現実が食い違ったら、現実側の情報を消さずに未来像の解像度を上げます。
未来は固定するものではなく、現在の判断を読み直すために使います。

未来を描いても、現実の条件そのものは変わらないのでは?
でも、その通りです。
未来像は、現在の制約や失敗確率を消しません。
だから未来を『叶う証拠』ではなく、何を選ぶかを比較する判断基準として使います。
未来人の視座は、現在を否定する道具ではありません。
都合の悪い情報を消さず、現実を材料にしたまま判断基準だけを動かします。

現実へ戻す一手。
不安で、反応が強くなる直前に起きた事実を一つだけ書き出す。
そのあと、「直前の事実と、自分が加えた解釈を分けて見られたか」を観測します。
結果だけでなく、次の判断材料が増えたかまで見ます。

一回で正解にしない。
自分の現実で一度試し、「直前の事実と、自分が加えた解釈を分けて見られたか」を観測します。
合えば残し、合わなければ直します。
未来は願う対象ではなく、現在の判断基準として使えるかで確かめる。

次に読むなら。
やりたいことが分からないとき、未来を判断基準にするには?
夢はあるのに具体的に動けないとき、未来を判断基準にするには?
職場で、優先順位を決められないとき、未来を判断基準にするには?

  

社会人先生の全体像を読む
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公式note|現実を動かす技術

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この記事を書いた人

きしゃこく先生のアバター きしゃこく先生 報道記者出身の国語教師

報道記者として、東日本大震災の現地取材をはじめ、災害・危機管理や科学技術を取材してきました。現在は国語教師として、取材と教育で培った「読む・問い直す・書き換える」を軸に、大人が自分の現実を動かすための技術を研究・発信しています。

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