他人と比較して自信をなくす理由|結果ではなく行動を借りる|見落とした条件

他人と比較して自信をなくす理由|結果ではなく行動を借りる

SNSを開いた瞬間、同年代の人の成果が目に入る。

『すごい』と思った次の瞬間には、『自分は何をしているんだろう』へ変わっている。

自分の進み方は一秒も変わっていないのに、評価だけが急に落ちる。

まず「それ、本当?」

と問い、まだ見えていない違いを読みます。

目次

人と比べて落ち込むのは、なぜか

比較そのものが悪いわけではありません。

他人の成果は、自分が知らなかった可能性を見せます。

ただ、相手の結果と自分の途中経過だけを並べると、比較する単位が揃っていません。

まず、確認できる事実と、自分が加えている解釈を分けます。

感情や直感を否定するためではありません。

現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。

人と比べて落ち込むとき、ボケ・ツッコミで何を読むか

国語ルート|ボケ・ツッコミ(読む)|問題発見法

国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。

正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。

今回は、その中の「ボケ・ツッコミ|読む|問題発見法」に絞ります。

ボケ・ツッコミは、国語ルートの「読む」を担う問題発見法です。

目の前の現実にある違和感、ズレ、思い込み、前提を読み、「それ、本当?」

「なぜ、そう思った?」

と問いを立てます。

社会人先生における「読む」は、正解を探すことではありません。

「知っているつもり」を手放し、まだ見えていない違いを見つけ、問いを育てることです。

まず、目の前の現実にある違和感やズレを一つだけ拾います。

そして、「それ、本当?」

「なぜ、そう思った?」

と問いを立てます。

答えを急がず、まだ読めていない別の意味がないかを見ます。

社会人先生メソッド|日本語を使ってきた私たちには、すでに読む力がある

日本語を使う日常では、言われていない主語や目的語を文脈から補い、複数の意味からその場に合う意味を選び、相手との関係によって表現を調整しています。

社会人先生は、そこへ新しい特殊能力を足すのではありません。

人を読む力、場を読む力、伝え方を変える力など、すでに使っている力を見つけ、意識的に使い直し、自分メソッドとして育てます。

比較をやめる必要はない

でも、競争のある仕事では他人の水準を無視できません。

その通りです。

だから比較をやめるのではなく、『何を学ぶための比較か』を決めます。

違和感を見つけることは、何でも疑うことではありません。

確認できる事実を残しながら、自分が一つの意味世界へ固定されていないかを読みます。

それでも、現実の見え方・理解・判断を増やすために使える範囲はあります。

一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です. 確認できる事実、相手の反応、身体・状態・環境など、まだ変えてはいけない条件は残します。

他人の成果から一つだけ借りる

相手の成果を見たら、『結果』『その人が積んだ行動』『自分が次に借りられる一つ』へ分けます。

自分の価値を採点する材料ではなく、次の行動候補を増やす材料として比較します。

一度に全部を変えません。

まず一つだけ現実で試します。

そのあと、何が変わり、何が変わらなかったかを観測します。

合えば残し、合わなければ修正します。

次に似た現実へ出会ったとき、同じ答えを選ぶ必要はありません。

「目の前の事実と、自分が加えている解釈を分け、「それ、本当?」

と一度問い直す」を使い、まず自分で現実を読み直します。

読む。

解く。

書き換える。

その結果を現実で確かめ、必要なら修正します。

現実を確かめたうえで、何を残し、何を変えるかは、最後に自分で決めます。


社会人先生の全体像を読む

この記事で扱った一つの見方を、社会人先生の「現実を動かす技術」全体の中で読みたい方は、こちらへ。

https://note.com/kisha_koku/n/n3190b6bb805d

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