SNSに投稿するのが怖いのはなぜ?|原因を分けて考える方法

SNSに投稿するのが怖いのはなぜ?|原因を分けて考える方法

自分の考えを公開する直前。
否定的な反応だけを先に想像する。
その瞬間、いつもの判断が先に出ます。
でも、事実と自分の読みは同じものではありません。

目次

SNSに投稿するのが怖いのは、なぜか

強く働いている前提を言葉にすると、『公開するなら、誰にも否定されない内容にすべきだ』です。
この前提がいつも間違っているわけではありません。
ただ、前提だと気づかず使うと、別の選択肢が見えにくくなります。
まず、確認できる事実と、自分が加えた解釈を分けます。

たとえば、役立つと思う内容でも、誤解や反論を想像して下書きのまま止まることがあります。
全員に安全な言葉と、届けたい相手に明確な言葉は同じではありません。
感情や直感を否定するためではありません。
現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。

メディア心理学から見る。
情報の提示のされ方や接触の仕方が、注意、感情、判断とどう関わるかを扱う研究領域です。
情報が多いときほど、内容だけでなく、何度見たか、誰が言ったか、どんな感情で見たかも分けて考える余地があります。

SNSに投稿するのが怖いとき、ボケ・ツッコミで何を読むか

国語ルート|ボケ・ツッコミ(読む)|問題発見法
国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。
正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。
今回は、その中の「ボケ・ツッコミ|読む|問題発見法」に絞ります。
ボケ・ツッコミは、国語ルートの「読む」を担う問題発見法です。
違和感、ズレ、思い込み、前提を拾い、「それ、本当?」「なぜ、そう思った?」と問い直します。
正解探しではなく、まだ見えていない違いを見つけるために使います。
国語ルートとは、私たちが日本語を通して無意識に使っている、書かれていないもの・身体感覚・複数の意味・相手と場を読む力を意識的に鍛え、「読む → 解く → 書き換える」によって一つの意味世界への固定をほどき、自分の見方を読み、相手の視座へ入り、場〈全体〉まで捉えることで、言葉から視座を育てる

「それ、本当?」
「なぜ、そう思った?」
答えを急がず、まだ読めていない意味がないかを見ます。

相手にナリキル。
相手にナリキルとは、相手に同意することでも、自分の意見を消すことでもありません。
自分の解釈をいったん脇へ置き、その人には何が見えていて、どんな前提からその言葉や反応が出ているのかを仮置きする作業です。
相手の世界へ深く入ったあとには、そこへ固定されず、離見の見で一段高く見ます。
自分だけ、相手だけの二択をやめ、二つの世界を同時に置くことで、反応ではなく判断として次の一手を選びやすくなります。
視座|自分 → 相手 → 場〈全体〉  方法|呼吸 → 音 → 空間  ナリキルは、深く入り、離見の見で高く見る。
未来人は「自分」の視座を未来側へ変える実践例。

現実へ戻すと、何が見えるか

すでに使っている力。
日本の仕事や日常では、すでに『届けたい相手を具体化し、必要な範囲で表現を整える』という調整を使う場面があります。
そこへ新しい特殊能力を足すのではありません。
すでに使っている力を見つけ、必要な場面で意識的に使い直します。

方法を使うことと、現実を無視することは違う

でも、見方を変えれば何でも解決するわけではありません。
期限、権限、安全、相手の明確な拒否、数字上の制約は、そのまま条件として残します。
理解することと、要求を全部受け入れることは別です。
相手の前提を読んだうえで、確認する、断る、待つ、距離を取るという判断も含まれます。
一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です。

今日の前進を一つ残す

今日の一手。
一人の読者を決め、その人に必要な一文だけ投稿する。
一度に全部を変えません。
まず一つだけ現実で試します。
そのあと、『想像していた反応と実際の反応にどんな差があったか』を観測します。
合えば残し、合わなければ修正します。

読む。解く。書き換える。
その結果を現実で確かめ、必要なら修正します。
借りた方法をそのまま正解にせず、自分の現実に合わせます。
何を残し、何を変えるかは、最後に自分で決めます。
社会人先生は、知識を教えるための理論ではありません。
現実から逃げるための理論でもありません。
自分への固定をゆるめ、相手へナリキルし、その中で場〈全体〉まで見ることで視座を育て、未来人という「自分」の未来側の判断基準も現在へ持ち込みます。

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公式note|現実を動かす技術

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