倒産防止共済(経営セーフティ共済)による年間240万円の節税法

利益が出ている会社が入るべきものの一つとして、倒産防止共済があります。倒産防止共済は別名で経営セーフティ共済とも呼ばれています。

節税を考えるとき、倒産防止共済は非常に有効です。全額が損金になり、返戻率(返ってくるお金)が100%だからです。民間企業ではなく、国が実施している制度(独立行政法人 中小企業基盤整備機構が実施する制度)なので、こうした非常に優遇されたものになっているのです。

しかも、掛け金(支払うお金)は毎年自由に変えることができます。決算の直前に支払額を決定できるため、その年の利益額に応じて好きなように金額を設定して問題ありません。

会社経営をしている人は必ず加入するべきものの一つが倒産防止共済(経営セーフティ共済)です。ここでは、経営セーフティ共済の特徴や節税効果について解説していきます。