仕事の優先順位に迷ったら|「何が進むか」で決めるシンプルな方法|次の確認点

何から?

朝、仕事を始めた瞬間から三つの締切がこちらを向いています。

上司への修正、顧客への返信、午後の会議資料。

ひとつ触るたびに別の締切が気になり、タブだけが増えていく。

気づけば時間だけが減っています。

事実と解釈を分け、ナナイで意味と構造を解きます。

目次

仕事の優先順位が決められないのは、なぜか

この場面で起きやすいのは、『一番急いで見えるものから触る』『簡単に終わるものから消す』という判断です。

もちろん、それが正しい日もあります。

ただ、急ぎや簡単さだけでは、今日の仕事全体をどこへ進めるかは決まりません。

まず、確認できる事実と、自分が加えている解釈を分けます。

感情や直感を否定するためではありません。

現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。

仕事の優先順位が決められないとき、ナナイで何を解くか

国語ルート|ナナイ(解く)|問題解決法

国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。

正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。

今回は、その中の「ナナイ|解く|問題解決法」に絞ります。

ナナイは、国語ルートの「解く」を担う問題解決法です。

事実と解釈を分け、「何が起きたか」「なぜそう読んだか」「別の説明は成立するか」を解きます。

一つの意味世界へ固定されると、事実と解釈が混ざります。

ナナイで意味と構造を解くと、変えられない事実を残したまま、判断の幅を取り戻しやすくなります。

次に、何が起きたのかを事実として置きます。

なぜ自分はそう受け取ったのかを解きます。

そのうえで、別の説明が成立するかを確かめます。

仕事の優先順位を決めるときの注意点

でも、現実には締切がある以上、悠長に視点を変えている時間はない、と感じるかもしれません。

その疑いはもっともです。

だから考える時間を増やすのではなく、三つの仕事を同じ物差しへ一度だけ載せます。

ナナイは、都合よくポジティブに言い換える方法ではありません。

事実へ戻り、複数の説明を比べ、現実と照合できる範囲だけを残します。

それでも、現実の見え方・理解・判断を増やすために使える範囲はあります。

一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です. 確認できる事実、相手の反応、身体・状態・環境など、まだ変えてはいけない条件は残します。

今日の仕事を一つに絞るための行動

三つそれぞれについて『遅れると誰が止まるか』『終えると次に何が進むか』を一行だけ書きます。

答えが出たら一つを選び、25分だけ他を閉じます。

25分後に、仕事量ではなく全体の停滞が減ったかを見ます。

一度に全部を変えません。

まず一つだけ現実で試します。

そのあと、何が変わり、何が変わらなかったかを観測します。

合えば残し、合わなければ修正します。

次に似た現実へ出会ったとき、同じ答えを選ぶ必要はありません。

「何が起きたか、なぜそう受け取ったか、どう言い換えられるかを順に整理する」を使い、まず自分で現実を読み直します。

読む。

解く。

書き換える。

その結果を現実で確かめ、必要なら修正します。

現実を確かめたうえで、何を残し、何を変えるかは、最後に自分で決めます。


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https://note.com/kisha_koku/n/n3190b6bb805d

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この記事を書いた人

きしゃこく先生のアバター きしゃこく先生 報道記者出身の国語教師

報道記者として、東日本大震災の現地取材をはじめ、災害・危機管理や科学技術を取材してきました。現在は国語教師として、取材と教育で培った「読む・問い直す・書き換える」を軸に、大人が自分の現実を動かすための技術を研究・発信しています。

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