朝、仕事を始めた瞬間から三つの締切がこちらを向いています。
上司への修正、顧客への返信、午後の会議資料。
ひとつ触るたびに別の締切が気になり、タブだけが増えていく。
気づけば時間だけが減っています。
この現実を材料に、未来人へ育つ物語をつもかてストーリーで描きます。
仕事の優先順位が決められないのは、なぜか
この場面で起きやすいのは、『一番急いで見えるものから触る』『簡単に終わるものから消す』という判断です。
もちろん、それが正しい日もあります。
ただ、急ぎや簡単さだけでは、今日の仕事全体をどこへ進めるかは決まりません。
まず、確認できる事実と、自分が加えている解釈を分けます。
感情や直感を否定するためではありません。
現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。
仕事の優先順位が決められないとき、つもかてストーリーで何を書き換えるか
国語ルート|つもかてストーリー(書き換える)|未来創造法
国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。
正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。
今回は、その中の「つもかてストーリー|書き換える|未来創造法」に絞ります。
つもかてストーリーは、国語ルートの「書き換える」を担う未来創造法です。
不十分な主人公、無謀な目標〈今のままでは届かないゴール〉、敵との葛藤を通して、現在の意味・判断・行動を書き換えます。
未来を想像して終わるのではありません。
未来人なら、この現実をどう読み、どう判断し、どう動くかを物語として描き、現在の判断と行動へ戻します。
現在の自分を、不十分さと可能性を持つ主人公として読みます。
今のままでは届かないゴールを置きます。
そこへ進むときに現れる敵や葛藤を読み、未来人としての意味・判断・行動へ書き換えます。
現場で見えてきたこと
取材の現場では、考え続けるほど相手が見えなくなることがありました。
そこで、まず徹底的に考え、そのあと呼吸や音、空間へ注意を開く。
頭だけでなく状態を切り替えることを、経験の中で繰り返してきました。
仕事の優先順位を決めるときの注意点
でも、現実には締切がある以上、悠長に視点を変えている時間はない、と感じるかもしれません。
その疑いはもっともです。
だから考える時間を増やすのではなく、三つの仕事を同じ物差しへ一度だけ載せます。
書き換えるのは事実ではありません。
現実を材料に未来の物語の解像度を上げ、現在の意味・判断・行動を変えることが目的です。
それでも、現実の見え方・理解・判断を増やすために使える範囲はあります。
一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です. 確認できる事実、相手の反応、身体・状態・環境など、まだ変えてはいけない条件は残します。
今日の仕事を一つに絞るための行動
三つそれぞれについて『遅れると誰が止まるか』『終えると次に何が進むか』を一行だけ書きます。
答えが出たら一つを選び、25分だけ他を閉じます。
25分後に、仕事量ではなく全体の停滞が減ったかを見ます。
一度に全部を変えません。
まず一つだけ現実で試します。
そのあと、何が変わり、何が変わらなかったかを観測します。
合えば残し、合わなければ修正します。
次に似た現実へ出会ったとき、同じ答えを選ぶ必要はありません。
「不十分な主人公、今のままでは届かないゴール、敵との葛藤を一つずつ置き、未来人としての判断と行動へ戻す」を使い、まず自分で現実を読み直します。
読む。
解く。
書き換える。
その結果を現実で確かめ、必要なら修正します。
現実を確かめたうえで、何を残し、何を変えるかは、最後に自分で決めます。
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