SNSを開いた瞬間、同年代の人の成果が目に入る。
『すごい』と思った次の瞬間には、『自分は何をしているんだろう』へ変わっている。
自分の進み方は一秒も変わっていないのに、評価だけが急に落ちる。
ここで、国語ルートの「ナナイ(解く)」へ進みます。
あわせて読む: 人と比べて落ち込むとき|比較を「自分を責める材料」にしない方法|判断材料
人と比べて落ち込むのは、なぜか
比較そのものが悪いわけではありません。
他人の成果は、自分が知らなかった可能性を見せます。
ただ、相手の結果と自分の途中経過だけを並べると、比較する単位が揃っていません。
まず、確認できる事実と、自分が加えている解釈を分けます。
感情や直感を否定するためではありません。
現実のどこまでが事実で、どこからが自分の読みなのかを確かめるためです。
人と比べて落ち込むとき、ナナイで何を解くか
国語ルート|ナナイ(解く)|問題解決法
国語ルートは、言葉から視座を育てる体系です。
正式な流れは、「読む → 解く → 書き換える」です。
今回は、その中の「ナナイ|解く|問題解決法」に絞ります。
ナナイは、国語ルートの「解く」を担う問題解決法です。
事実と解釈を分け、「何が起きたか」「なぜそう読んだか」「別の説明は成立するか」を解きます。
一つの意味世界へ固定されると、事実と解釈が混ざります。
ナナイで意味と構造を解くと、変えられない事実を残したまま、判断の幅を取り戻しやすくなります。
次に、何が起きたのかを事実として置きます。
なぜ自分はそう受け取ったのかを解きます。
そのうえで、別の説明が成立するかを確かめます。
比較をやめる必要はない
でも、競争のある仕事では他人の水準を無視できません。
その通りです。
だから比較をやめるのではなく、『何を学ぶための比較か』を決めます。
ナナイは、都合よくポジティブに言い換える方法ではありません。
もう一つの見方: 人と比べるほど成長が見えなくなるとき|比較する単位をそろえる|視点をずらす
事実へ戻り、複数の説明を比べ、現実と照合できる範囲だけを残します。
それでも、現実の見え方・理解・判断を増やすために使える範囲はあります。
一つの方法だけで現実のすべてを説明しないことが大切です. 確認できる事実、相手の反応、身体・状態・環境など、まだ変えてはいけない条件は残します。
他人の成果から一つだけ借りる
相手の成果を見たら、『結果』『その人が積んだ行動』『自分が次に借りられる一つ』へ分けます。
自分の価値を採点する材料ではなく、次の行動候補を増やす材料として比較します。
一度に全部を変えません。
まず一つだけ現実で試します。
そのあと、何が変わり、何が変わらなかったかを観測します。
合えば残し、合わなければ修正します。
次に似た現実へ出会ったとき、同じ答えを選ぶ必要はありません。
「何が起きたか、なぜそう受け取ったか、どう言い換えられるかを順に整理する」を使い、まず自分で現実を読み直します。
読む。
解く。
書き換える。
その結果を現実で確かめ、必要なら修正します。
現実を確かめたうえで、何を残し、何を変えるかは、最後に自分で決めます。
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